西島 伸一

料理と食べることとゴルフが趣味です。 食べ歩きで増えた体重をゴルフで減らそうとしていますが減りません。

皆さんこんにちは。新大阪駅周辺を中心に様々な情報をお届けする、Zatta Osakaレポーターの西島です。

 

新大阪、西中島地域の南の端には大阪の大動脈、淀川が流れていますが、その河川敷は「淀川河川公園」として整備されており、周辺に住んでいる人たちの憩いの場になっています。

この公園、実は川の上流、下流どちら側もかなり長距離にわたって道が続いており、お散歩やサイクリングにうってつけのスポットなんです。

今回はそんな淀川河川公園の魅力とおすすめスポットを様々な角度からご紹介します!

西中島駅に近いバーベキュー場からスタート!

 

今回は地下鉄西中島南方駅から淀川河川敷へ出てくるとすぐにあるバーベキュー場から川の上流方面へ歩いてみようと思います。

場所はココ。


このバーベキュー場、シーズン中は連日たくさんの人で賑わいますが、取材した日は11月後半で寒いうえに風も強く、とてもバーベキュー日和とは言えない天気。
それでも負けずに楽しんでいる人たちがちらほら見かけられました。


シーズン中のバーベキュー場の利用には一人500円がかかります。
でもゴミ捨て場でごみを回収してくれるので、後片付けの手間を考えれば安いもんですね。


 

それでは上流に向かって歩いていきましょう。


まず、新御堂と地下鉄御堂筋線の高架下をくぐるとすぐに見えてくるのは野球のグラウンドです。

淀川の河川敷にはたくさんの野球グランドやサッカーグラウンドがあり、それぞれ地域ごとのクラブチームの拠点になっているようです。
休日には小学生から社会人まで、さまざまなチームが練習や試合を行っている姿を見ることができますよ。

中には呼び出しのアナウンス(たぶん父兄さん)やボールカウントの電光掲示板があったりして結構本格的です。


 

そんな野球場の横をどんどん進んでいくとJR線の鉄橋が見えてきました。

淀川にはとてもたくさんの鉄道鉄橋があります。
西中島エリアから上流方面だけでも市営地下鉄御堂筋線、JR東海道本線、阪急千里線、JRの城東貨物線と、立て続けに様々な鉄道が淀川上を横断しています。


しかも頻繁に列車が往来する路線ばかりで、“撮り鉄”にとっては鉄橋を走る列車を撮影できる絶好のスポットが目白押しなんではないでしょうか。


鉄橋の下から自分の頭上を走っていく列車を見ることもできます。このアングルは河川敷ならでは!

JR線よりもさらに上流を走る阪急千里線は大阪市営地下鉄に接続しているので、地下鉄と阪急、両方の車両を見ることができます。


この銀色の車両が地下鉄の車両、


関西人にはおなじみのえんじ色の車両が阪急です。


こんな感じで両方の車両が交差する姿も見られちゃいます。

鉄道ファンでなくとも武骨な鉄橋を走っていく電車の姿にはどこかノスタルジックな雰囲気が感じられます。

いつまでも見とれてしまいますが、そろそろ先へ進んでいきましょう。


 

鉄道マニアだけじゃない!アレやコレのマニアにもおすすめのスポット

鉄橋をくぐってどんどん進んでいきます。
歩いていると頻繁に自転車が横を通り過ぎていきます。

橋を渡って両岸を使えば、おそらく京都までずっと続いている河川敷の道は、サイクリングにももってこい。
ちょっと暇つぶしのママチャリダーにも、長距離を目指すロードライダーにも人気のスポットです。


とちゅう要所要所にトイレも設置されているので、サイクリングでも散歩でも便利ですね。


 

さらに歩いていると、しばしば頭上を飛行機が通過していきます。

これは新大阪地区全般に言えることですが、この辺は伊丹空港の着陸ルートになっており日中は頻繁に飛行機が頭上を飛んでいきます。
河川敷は開けていて見通しがいいので、飛行機ウォッチングにももってこい!


着陸直前なので高度が低いため、ちょっとした望遠機能付きのカメラでも結構大きくとらえることができます。
さらに着陸用のタイヤが出ている姿も見ることができるのは、マニアにとってうれしいポイントじゃないでしょうか。


 

飛行機の音を頭上に聞きながらずんずん進んでいきます。


今度は自動車、歩行者用の橋が見えてきました。

この橋は長柄橋(ながらばし)。アーチ形の曲線が美しい橋ですね。
なんと「浪速の名橋50選」にも選ばれているそうです。

今回はそこまで行きませんでしたが、さらに上流には菅原城北大橋という、また違った形の美しい橋が架かっています。
鉄道鉄橋を含めると様々な形の橋を次々とみることができる淀川河川敷は、橋マニアにも当然おすすめです!


 

橋を眺めながらまだまだ進みます。

この季節は周囲に生い茂ったススキの穂が太陽に照らされてとてもきれいです。

ススキ以外にも、淀川の広い河川敷ではさまざまな植物を見ることができます。


秋ならいろんな木の実や・・・


もちろん花だって咲いています。


そんな植物の間には当然様々な生き物が隠れているので、歩いているとそれらに遭遇することもあります。

ちなみに途中で見つけたこいつはこのまま放っておくと踏まれそうなので茂みまで追い返してあげました。余計なお世話かな。


 


まだまだ進みます。

しばらくすると何やら看板が見えてきました。


「淀川ゴルフクラブ」と書いてあります。
広い淀川の河川敷には、なんとゴルフ場まであるんです。

ここ、淀川ゴルフクラブはいわゆる「ミニゴルフ場」で、本来のゴルフ場よりもホール数が少なく、距離も短いですが、手軽に実践的な練習ができる場所。
ミニゴルフ場は打ちっぱなしに比べると数が少ない貴重な練習スポットです。


散歩道沿いからはこんな風に中の様子をうかがうことができます。
ミニゴルフ場にしてはかなりきれいに整備してあるんじゃないでしょうか。そのうちラウンドしてみたいなあ。

御覧の通り、散歩道はゴルフ場のすぐそばを通っているので、近辺を通るときはOB打球に注意しましょう!


 


川に浮かぶ水鳥を横目に見ながらさらに進みます。


今度は青い橋のようなものが見えてきましたが、何か書いてあります。

これはどうやら水道管を通す橋のようですが、その奥に巨大な施設が見えてきました。


まるで城塞のようなこの施設は「淀川大堰」。上水道や工業用水の供給を目的とした施設だそうです。


大きな板でせき止められているところと、板が開いて水が流れているところがあります。
これで水量を調整しているんでしょうか。

さらにこの淀川大堰のすぐ上流側の対岸には「毛馬水門・閘門(こうもん)」があります。


奥に見える赤と青の扉のようなものがそれです。

毛馬水門は淀川から分かれて流れる「大川」の水量を調整する水門。
大川は桜ノ宮を通って大阪城公園、中ノ島へと続く、まさに大阪の中心を流れる川です。
その水量を調整する毛馬水門がどれだけ重要かは言うまでもないですね。

ちなみにこの大川は旧淀川、つまり昔はそちらが淀川だったんですね。

青い扉の毛馬水門に並んで設置されている赤い扉は「毛馬閘門(こうもん)」
閘門とは、水位の異なる川を船が往来できるようにするための施設らしいです。

対岸の遊歩道ではこれらの施設の上を通ることができます。

 

さらに上流まで進んでいくと、また別の施設が見えてきました。


赤レンガ造りのこの施設、詳細は分かりませんが、どうやら堤防のすぐ裏手にある「芝島浄水場」へ水を送る取水口のようです。

こんな歴史を感じさせる施設を見られるのも珍しいですが、大阪には結構あったりします。

 

このように、淀川大堰の周辺には様々な水利施設が存在しています。
それぞれがどんな役割を果たしているのか、調べながら歩いてみるのも楽しいですよ。


 

さて、ずいぶん歩いてきたのでそろそろ折り返して戻ることにしましょう。

西中島のバーベキュー場からこの取水口らしき施設までの距離は約3キロ。
私は写真を撮ったり電車を眺めたりしながらゆっくり歩いてきたので1時間かかりましたが、ウォーキングのつもりでしっかり歩いてくれば30分ほどでたどり着けます。

帰り道は堤防の上を歩いてみることにします。
河川敷と同様、堤防の上も遊歩道として整備されていますが、橋などがある関係上、途中で行き止まりになっていたりするので上を通るときは要注意です。


淀川の大きな堤防は見通しがよく、河川敷の道とはまた違った光景が楽しめます。

西中島へ向かってどんどん歩いていると、足元に何かがありました。


これは淀川の河口からの距離を示す標識のようです。

さらに進んでいくと、もっと立派な標識もありました。


ちょうど10キロ地点なので、ゴージャスな標識が設置されています。


さらにその近くにはこんなものもあります。

塗装がはがれているためよくわからない漢字に見えますが、「これより下流」と書いてあります。
どこからどこまでが下流か、きちんと決まっているんですね。

河川敷は国や自治体が管理しているためか、こんな感じの標識が随所に設置されています。
こういったものを探しながら歩くのも面白いですね。


 


さて、ゴルフを楽しむ人たちを眺めながら、どんどん西中島方面へ戻っていきます。

ゴルフ場の駐車場あたりで堤防の上の道は行き止まりになるので、河川敷の遊歩道へ降りてもと来た道を戻っていきます。


反対方向に歩くと、来た道もまた違った景色に見えますね。


しじみもトゥルル!(危険なので淀川には入らないようにしましょう)


JR線の下をくぐれば西中島はもうすぐです。お散歩も終わりに近づいてきました。


 

いかがでしたでしょうか。
道のりに沿ってご紹介してきましたが、まとめると

  • バーベキューマニア
  • 野球マニア
  • 電車マニア
  • 飛行機マニア
  • サイクリングマニア
  • ランニングマニア(もちろんランニングにも最適)
  • 橋マニア
  • 自然観察マニア
  • ゴルフマニア
  • 水利施設マニア
  • 地理標識マニア

以上の方々におすすめの見どころが淀川河川公園には盛りだくさん!

つまるところ、どんな人でも楽しめる魅力的なスポットということです!

今回は私が歩いた範囲のみご紹介しましたが、もっと上流や下流、または対岸の遊歩道にもまだまだ見どころが盛りだくさんです。
近隣にお住まいの方はもちろん、ちょっと遠方の方でもわざわざ散歩しに来る価値はあると思いますので、暇があればぜひ足を運んでみてくださいね。


バーベキュー場の駐車場に到着。お疲れさまでした。

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